パナソニック

更新日:2017年11月16日

2008年に「松下電器産業」から社名を変更し、世界屈指の家電メーカーとして知られるパナソニックは、家電だけではなくエネルギー関連設備のメーカーとしても高い知名度を誇ります。

太陽光発電やHEMSやスマート家電などがその代表例ですが、こちらではパナソニック製のエネファームについて、ご紹介したいと思います。

公式サイトの解説

パナソニックの公式サイトでは「家庭用燃料電池」という項目を設けて、燃料電池についての詳しい解説がされています。

同社製のエネファームはもちろんのこと、燃料電池の仕組みや水素の供給方法など、燃料電池そのものについての解説も充実しているため、一通り目を通すだけでも燃料電池の知識を得ることができます。

製品外観

左が新型モデル、右が旧型モデルです。総合効率や設置性が向上しています。
パナソニックのエネファームの外観


リモコン

左が新型、右が旧型です。モニターのサイズと解像度が向上しています。
パナソニックのリモコンの仕組み
(以上2枚の写真の出典:パナソニック公式サイト

研究開発の歴史

昔からパナソニックでは燃料電池の研究が行われていましたが、燃料電池の専任部隊を設けて本格的に基礎技術の開発を始めたのは1999年のことです。

エネファームの大手製造メーカーであるENEOSや東芝と比べると始まったのは遅めではありますが、ここから一気にパナソニックの燃料電池は成長を遂げます。

2001年の上半期には、基礎技術の開発から実用化技術の開発へと歩みを進めます。

実用化技術開発は2003年半ばまで続きますが、2002年には社長プロジェクトとして燃料電池が取り上げられるなど、パナソニックがいかに燃料電池開発に力を入れていたかをうかがい知ることができます。

2003年半ばには、実用化技術の開発から商品化開発へと移り変わっていきます。同年開催された「世界ガス会議」に同社製の燃料電池を出展したり、2004年には大規模実証向けモデルの発表も行われました。

2005年からは大規模実証がスタートしました。前述の大規模実証向けモデルの1号機を首相官邸に納入し、2008年には滋賀県に燃料電池の新工場「草津工場」を建設しました。

燃料電池普及促進協会が発足し、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの名称が「エネファーム」に定められたのもこの頃です。

2009年からパナソニックはエネファームの販売を開始しました。2011年にモデルチェンジを行い、前述の画像の右側にあたる2011モデルを発表し、更に2013年には更に進化を遂げた2013モデルが発表されています。

そして、エネファーム製造メーカーとして最大のライバルであったENEOS(2016年)と東芝(2017年)がエネファーム事業から撤退したため、現在ではエネファームはパナソニック1強の状態となっています。

口コミ

●●新築を建てる際、いろいろな発電装置やソーラーなどを見比べた結果、最終的に決めたのがエネファームでした。

魅力として、「電気代の削減」が挙げられます。様々な設備を見た中でも、グッと電気代が安くなるとお話を聞きました。実際使ってみると電気代が、今までのアパート生活の2分の1くらいになり、ビックリしています。

それから、初期投資の費用が安かったところもよかったです。設備が高いという意見も聞きましたが、なにを付けるにしても金額は変わらないかなという感じがしました。

また、地方自治体から補助金が出ます。私の住んでいる地域でも、少しですが補助金がもらえました。

その他、最大のメリットとして、災害時にも使えるという事が挙げられます。近年、自然災害なども多く、いつ自分が被災するかはわかりません。

その中で、自宅で避難生活を送れれば良いなと考えました。停電時にも困る事なく使用できるのは、小さな子どもを抱える場合、とても助かります。

我が家ではパナソニック製を使っていますが、騒音が無く、モーター音もしないので、家が密集している地域でも迷惑にならずに使えると思います。

●●エネファームとは、簡単に言うと「天然ガスを使って発電させる機械」です。エネファームは、発電だけする機械ではなく、給湯器の役割も果たします。

しかも、学習能力があり、設置してから1ヶ月ぐらいすると、電気をよく使う時間や使わない時間などを学習してくれ、だいたいその時間くらいに発電したりします。

エネファームを購入した時に、営業マンに「上手に使うと必ずと言っていいほど電気代が安くなります」と言われました。うちの家庭は、確かに高い時間帯での電気使用量が多いので、今までの電気代の半額近くなりました。この数字を見た時はビックリしました。

電気代は安くなるのですが、天然ガスを使用するので、ガス料金は上がります。しかし、電気代が減った分を考えると全然お金は浮きます。

設置費用が高いので、ローンを組んで支払いする方にはあまりおすすめできません。太陽光と違い、売電収入がないので、ローン代が家計にプラスされることを考えると、電気代が浮いてもどちらかというと支払いの方が増えてしまうからです。

一括で設置費用を払える人か、環境を第一に考える人にはおすすめの商品です。