エコウィル

更新日:2017年7月16日

エコウィルは、エネファームのライバルと言ってもいい省エネ機器です。エネファームと同じ家庭用コージェネレーションシステムという位置づけですが、エネファームは燃料電池を、エコウィルはガスエンジンを用いて、発電を行います。

そんなエコウィルについて、そもそもエコウィルとは何なのか、そして導入するとどのようなメリットやデメリットがあるのかなど、こちらのページで解説したいと思います。

仕組み

エコウィルの仕組み

エコウィルのシステム構成図

エコウィルとは「家庭用コージェネレーションシステム」の愛称です。コージェネレーションとは発電時に発生する排熱を利用して、エネルギー効率を高める仕組みのことで、エコウィルはその排熱でお湯を沸かすことができます。

まず、都市ガスやLPガスなどを燃料にしてガスエンジンを回し、発電を行います。これは「ガスエンジン発電ユニット」にて行われます。そして、その際に発生した排熱を「排熱利用給湯暖房ユニット」にて利用するという仕組みです。

エコウィルの基本的な仕組みは上のイラストの通りです。1枚目はエコウィル利用の全体像を、2枚目はエコウィルのユニットの役割を表しています。なお、イラストの出典は「日本ガス協会公式ホームページ」と「四国ガス公式ホームページ」です。

メリット・利点

エコウィルのメリットはやはり「省エネ」です。電気料金の節約ができるだけではなく、地球環境にも優しいため、まさに一石二鳥なシステムであると言えます。また、停電時には自立運転をして発電することも可能です。

  • 発電と給湯を同時に行える
  • 設置導入について、補助金制度が用意されている
  • 発電するため、電力会社からの電力使用量が減る
  • 自立運転が可能なため、停電時にも約1kWの発電ができる
  • エコウィル専用の料金割引プランを設けているガス会社もある
  • エネファームと比べると半分以下の料金で導入することができる

デメリット・問題点

続いてエコウィルのデメリットをご紹介します。メリットと比べると、デメリットらしいデメリットはそれほどありませんが、エコウィルが稼働するための最低条件として、ガスが供給されている必要があるということは忘れないようにしましょう。

  • 3年ごとの定期点検が必要
  • ガスが供給されていないと動かない
  • 電気代は安くなるがガス代は高くなる
  • タンクを設置するためのスペースが必要となる
  • 発電した電力を太陽光発電のように売電できない
  • エネファームよりは大幅に安いが、それでも数十万円の出費が必要

肯定的な口コミ

●●新築一戸建てを購入した時、初めからエコウィルが付いていたので、現在4年ほど使用しています。最初のうちは、使用方法が良く分かっていなかったこともあり、自動運転を作動して、機械が勝手にその家庭の生活に合わせて自動で発電する機能を使っていました。

毎日決まった時間に電気を使用する家庭だったら便利なのかもしれませんが、我が家の場合は日によって、電気を使う時間帯が違うので、エコウィルがそれを学習できずに、発電して欲しい時に発電してくれませんでした。

その結果、電気を使う時に手動で発電した方が、効率良く無駄なく発電出来ることが分かりました。

ちなみに我が家の場合、どの時間帯にどんな電化製品が電気をたくさん使うか調べたところ、主人や子どもたちが帰宅してから、エアコンやパソコンやテレビなどの電化製品をよく使うということが分かったので、その時間帯に発電するようにしています。

夕方から夜にかけて発電すると、お風呂に入る時間帯にちょうどタンクにお湯が貯まるので、お湯をはる時にそのまま温かいお湯も使えてお得ですよね。

あと、築1年ぐらいで太陽光発電も付けたので、太陽が当たっている間に手動でエコウィルを発電し、食洗機で食器を洗うように工夫すると、その間、電気代がかからず、太陽光で売電もできるので、一石二鳥のお得感を感じます。

その分、ガス代はかかるかもしれませんが、現在電気代の方が値上がりして高くなっているので、エコウィルが付いていて良かったと感じています。

何よりCO2を1年間で0.98t(木の70本分)も削減できているということで、地球にも環境にも貢献しているなぁと嬉しくなります。

エコウィルに出会えたことで、地球の環境や資源について色々と学ぶことが出来たので、これからも生活していく上で楽しみながらエコに取り組んでいきたいです。

●●私の家に実際にエコウィルを導入してみての体験談です。エコウィルを導入するメリットとして、電気代が安くなるということでしたので試してみたら、実際に電気代が安くなりました。

ただし、エコウィルは発電した熱を利用してお湯を沸かす機械なので、お湯を使わない(例えば、お風呂に入らずサッとシャワーで済ます)と、思ったように発電してくれないので、電気代が安くなりません。

だから私は、エコウィルの特性を勉強して、面倒でも湯船にお湯をしっかりと入れる(つまり、エコウィルが作ってくれたお湯をしっかりと使って、再度エコウィルにしっかり働いてもらうように心がけて使うようにしています。

そして、エコウィルを導入しての感想ですが、二酸化炭素削減に貢献できていると深く実感しています。

普通ならお湯を沸かすのにガスを燃やさないといけませんが、エコウィルなら発電のついでにお湯を作るので、ガスが必要なく、結果的に二酸化炭素削減に繋がるのです。

地球の未来を考えるならば、是非導入してみて欲しいと思います。

●●エコウィルを導入して、電気代がかなり安くなりました。太陽光発電も同時に導入し、ソーラーとエコウィルのダブル発電で、日中は主にソーラーで電気代をまかない、日が落ちるとソーラーは発電しなくなるのでエコウィルの出番です。

自動でガスをよく使う時間帯(主に夕食を作る時間と夜のお風呂の時間)に発電してくれるので、何も考えなくても勝手に発電してくれて便利です。

お風呂のお湯をはる時にも、もう少ししたらお得なお湯が出ますよと教えてくれたりするので、それまで待ったりします。冬は床暖房を利用し、料金もかなり高くなるので、エコウィルのおかげでかなり節約でき、助かっています。

毎日毎月どれくらい節約したかも表示してくれるので分かりやすいです。家族3人暮らしで月平均5000円くらいは節約できているようです。

導入してからもうすぐ2年経ちますが、悪い点や改善して欲しい点は、今のところ特にありません。10年までは保証があるので安心ですが、その後故障したらと思うと少し不安なので、その後の延長保証があると、なお嬉しいです。

中立・否定的な口コミ

▲▲最近になってバスルームを改装したので、それまで使っていた灯油でお湯を沸かす方式をやめてエコウィルを導入しました。

それでどういうメリットがあったのかというと、これを導入した事でお湯を沸かすためにかかっていた料金が安くなったのは本当に良かったです。

また、このエコウィルを使ってお湯を沸かす事でできる排熱を使って、暖房やさらにお湯を沸かす事ができる点が本当に良いと思いました。

ただ、このエコウィルを使ってもあまり良くないと思った点もあるにはあります。

それは一体何かというと、最初にこれを導入するかどうかを決める時に業者が「これを導入すればかなり電気代が安くなる」と言っていたのですが、いざ使用してみると、勧められた時に言われたほど電気代が安くならなかったのが残念でした。

確かに前よりも電気代は安くなりましたが、それほどではなかったのが良くないと感じました。

▲▲エコウィルかエネファームのどちらかを持ち家に導入を考えていたのですが、うちの持ち家にはエコウィルが合っていたので、エコウィルを導入しました。

エコウィルというのは、ガスを燃料にエンジンで発電する家庭用コージェネレーションシステムです。発電した電気は家庭の電気として使えますが、太陽光発電のようにエコウィルで発電した電気は売電できません。

うちがエネファームではなく、エコウィルを選んだ理由は、床暖房の使用が多い家庭だからです。冬は床暖房なしでは暮らしていけないくらい寒い環境にあるので、床暖房は欠かせません。

エコウィルというのは、床下に温水を流します。その温水をエコウィルのタンクから使用しますので、電気を使わず、エコでお得です。

しかし、エコウィルの欠点は電気代を節約できるのですが、その分ガス代が上がってしまいます。電気代が浮いた分がガス代が高くなっているのでトントンくらいです。

そのため、床暖房を使用しない家庭環境なら、エコウィルを導入はあまりおすすめできません。エコウィルを導入するなら床暖房も一緒に導入することをおすすめします。

▲▲結婚し、新築を建てることにともなって、エコウィルを導入しました。もともと実家で住んでいましたが、ガス料金や電気料金は、床暖房やエアコンなどをガンガンつけている割に実家より安いです。冬場は特に電気料金の請求が安くなっていると感じます。

お風呂を沸かす際も、早めにスイッチを入れておけば、日中に作られた「お得なお湯が利用できます」というアナウンスが流れてお得感がありますし、発電しているかどうかを専用の電子掲示で確認することができるので、目に見えて節約効果が感じられ嬉しいです。

ただ、デメリットとして初期投資費用が高いので、どれくらい使用すれば元が取れるのか分かりづらいことがあります。

また、2017年より電力会社でもガスが扱えるようになりましたが、エコウィルの契約をしている家庭では、乗り換えによってエコウィル本体の保証が受けられなくなってしまいますので、もし電力会社に乗り換えた方が大幅にお得になる家庭であれば、エコウィルを設置しないほうがよいと思います。