コージェネレーション

東京ガスや大阪ガスなどといった大手ガス事業者による積極的なPRも手伝って、徐々に普及が進みつつあるのがコージェネレーションです。コジェネレーションやコージェネと表記されることもあります。従来の仕組みよりも総合エネルギー効率が向上するため、省エネや電気料金の削減を可能とするシステムとなっています。

仕組み

コージェネレーションの仕組み

「発電時に発生する排熱を他の用途に利用すること」がコージェネレーションの仕組みです。イラストの通り、排熱は冷暖房や温水などに用いられています。発電には主にガスエンジンかガスタービンか燃料電池が用いられています。

工場や商業施設や医療施設などといった規模の大きな建物の場合は主にガスエンジンやガスタービンで発電を行い、一般住宅のような小さな建物の場合は音が静かな燃料電池で発電を行うというケースが多くなっています。ちなみに、エネファームやエコウィルは家庭用のコージェネレーションシステムの代表例です。

主な設備

仕組みの項目で記載させて頂いた通り、発電を行う方法として「ガスエンジン」「ガスタービン」「燃料電池」の3種類が挙げられます。いずれもイラストの方が文章よりも分かりやすいかと思いますので、それぞれイラストを掲載します。

ガスエンジン

ガスエンジンの仕組み

ガスタービン

ガスタービンの仕組み

燃料電池

燃料電池の仕組み

使用する燃料

コージェネレーションを行うために必要となる燃料はガスのみです。都市ガスでもLPガスでも問題なく行うことができます。また、ガスと比べるとマイナーではありますが、燃料として石油を用いるケースも存在します。

種類

コージェネレーションは何を使って発電を行うかによって種類を分別することができます。既に度々登場していますので詳しい解説は省略しますが、「ガスエンジン」「ガスタービン」「燃料電池」の3つです。それぞれの仕組みについては前述のイラストを参考にして頂ければと思います。

メリット・デメリット

  • 省エネと電気料金削減が可能
  • 排熱は冷凍機を通じて冷房にも活用することができる
  • 都市ガスなら天然ガスを利用するため、比較的環境に優しい
  • ガスのパイプラインは電線よりも強固でトラブルが発生しにくい
  • 電力会社からの電力供給が途絶えても(停電が起きても)発電できる
  • 導入時に大きな費用が発生する
  • 太陽光発電や蓄電池と比べると、知名度が低い
  • 天然ガスは輸入に頼っているため、価格変動の影響を受けやすい

関連性の高いエネルギー

施設別の導入事例

こちらのページでは主にコージェネレーションの概要を解説させて頂きましたが、実際にどのような施設に導入されているかについては「コージェネレーション.com」という姉妹サイトにまとめています。実際に使用されているガスタービンやガスエンジンなどの画像も豊富ですので、ぜひご覧になってみてください。